※ネタバレを含んでおりますので、本編をご覧頂いてから見ていただけると嬉しいです。

- 「異形花魁華屋敷」 製作感想やら雑感やら -


こんにちは、穴清水の穴こと、穴紗都子です。

このひたすら、怪しい、いかがわしい世界観をやりたいと言った張本人です。
言いだしっぺの責任として出来る限り、解説とかいろいろ書いてみたいと思います。


今回の作品は特に世界観とか見世物小屋的怪しい雰囲気とか、
そういう類のものを楽しめる?作品が作りたいなぁという企画の元、
清水の方と話を詰めていたのですが

本当はもっと内容の奥深い因業がテーマのお話にしたかったんですけれど
10分でそれを詰め込むのが私の力量だと無理だったのと、世界観をとにかく
魅せたいというのが一番気を使ってしまったためにそこまで追求できませんでした。
なので、FLASH☆BOMBの時に公開された際のコメントに

「内面の醜さをこれでもかと深くえぐるような作品を作るのが  今 後 の 目 標 で す 。」

なんてちょっと言い訳しました。ごめんなさい。

とにかく怪しくて奇妙な、人によってはどこか懐かしい、それでいて怖い世界を
感じてもらえたらこの作品的には十分なのではと思っております。

特に今回は音楽、声優の皆様方の協力がかなり作品の完成度を左右しました。
よって、今回は穴清水の私達だけでなく、この作品にかかわったすべての人の力により
ようやく、ここまで、なんとか、完成できたのだと実感している次第です。


2005/10/25
ダメ山工房(仮のnotsuさんから、シャム姉妹のイラストを頂きました!
雰囲気と凄く合ってます。素敵!


- 絵やモチーフについて -
(かなり中途半端ですが思い出した時に追加します。。。)

※クリックすると大きく表示されます。
OPの一枚絵です。
赤い月と中央のおばけ煙突。最初に浮かんだイメージがこれだったので、
特にストーリーと何らかかわりなく採用しました。
おばけ煙突、なんだかそれだけで怖いイメージしかわかなかった子供の頃(今もそう)

ラフイメージ。
OPのイメージと所々に出てくる気持ち悪いランプのような装飾のような。
なんとなく描いたら清水がいたく気に入ったので、そのまんま使いました。

※ちなみにおばけ煙突とは、角度によって1本に見えたり4本に見えたりするこれ
うちの地元に近かったので小学生の頃習ったのをいつまでも覚えてました。


金魚のモチーフ。
懐かしのあれです。下の写真はモチーフとなった金魚のじょうろ。
色鮮やかで懐かしくて可愛いですが、よく見るとちょっと怖いかんじがしません?
これって水遊びなんかするとわりとすぐに錆びるんですが、そうするとますます
荒廃的な感じがして怖いです。

というわけで上記のランプに金魚をあわせてみました。
目から変な管出ちゃってますが…
この金魚とか文化人形とか、懐かしくて昭和の香りがするけれど
よく見るとちょっと荒廃的で怖いイメージと繋がる感じがしてなんか好きです。


実は前口上(OPで見世物小屋の口上文句のような語りのアレです)は、元はもう少し
長くて、「異形の扉のその先を〜」というくだりがあったのです。時間の関係上カットになってます。
で、これが「異形花魁華屋敷」につながる扉です。
門を開ける二人はそれぞれ、目と口のどちらかが不自由なのはこの扉の先を外へ
「見ざる、言わざる」(見たことを言わない)にかけたつもりでしたが…


主人公のイメージで一番最初に浮かんだのは、
”二階の窓から下の汚い川へ嘔吐する” というものでした。
ついでに初登場シーンまで嘔吐。
汚いものと綺麗な夕焼けの対比、と思って描いてみました。でもゲロ。


巾着少女。
大越孝太郎の「天国に結ぶ恋」に2コマだけ出てくるだるまの女の子がモデルです。
「天国に結ぶ恋」もシャムの兄妹が主人公の漫画なので、興味のある方は機会があればぜひ。

この子含む他の女の子たちがインパクト強すぎると主役が目立たなくなる事が判明。
よってわりとおとなしめ(?)な外見の子ばかりになってしまいました。

劇中、彼女の中身が一瞬だけ見れるシーンがあります。まじまじと見ないように(笑

※おまけ※
穴清水の製作プロセス(無駄に長いので興味のある方だけw)